夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
52章:ロースと従姉妹の子
(1/2)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
52章:ロースと従姉妹の子
ロースの話が続いてますね。
そのくらいロースは面白い体験をしてくれます。(笑)
私の従姉妹に小学生になる息子がいました。
名をマトンとしましょう。
マトンは、とても乱暴で思い通りにならないと、親戚の叔母達にまで暴力を振い、ヒステリックに叫ぶ様な子でした。
ですが、それは父親に余り構って貰えない寂しさの表れで、根の悪い子ではありません。
本当は家族想いの繊細で優しい子です。
私が母の田舎に行くと、
マ「クルミが来るから俺も行く!」
と、母の実家に来て姪のクルミ(イチゴの娘)と仲良く遊んでくれました。
この頃は、イチゴが長距離トラックに乗ってたので、私がクルミを連れて歩いてたんです。
私が話をすると、目を輝かせて聞いてくれたり、ヒステリックになっても、きちんと話をするとわかってくれたりと、私達には、とても可愛い子だったんです。
ロースが一緒に母の実家に行った日も、マトンは遊びに来てくれました。
マトンはロースになついて離れません。
父親が恋しいんだな。
見ていて寂しい気持ちになりました。
「またね。今度は海にキャンプに行こうね。」
私達はマトンにそう約束して別れました。
マトンは海でキャンプをした事が無かったので、喜び、楽しみにしていた様です。
その翌年、マトンは流行りのウイルスにいち早く感染し、亡くなってしまいました。
わすが9年の命でした。
約束の海にも行けませんでした。
お葬式で顔を見ましたが、顔はむくみ、唇は少し血が付いていて傷もあり、紫色に晴れ上がっていました。
唇を噛み締めるほど、苦しかったのでしょう。
後日、ロースがこんな事を言っていました。
<前へ
89 /124
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
無意味な力 ©著者:杜若 キウイ
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.