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42章:母の話…その10
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42章:母の話…その10
母方の一族は霊感の強い人が多い様です
。
母の叔父に、こんな人がいました。
その叔父は霊感がとても強く、それなりの神様を奉って多少修行すれば、神様を身体に降ろす事が出来るくらいの人だったそうです。
ですが、心臓が弱く、医者に激しい運動を禁止されていました。
身体に何かを降ろすのは、とても負担になるらしくて諦めたそうです。
ですが、拒否しても勝手に先方が降りてきて、叔父に色々と教えてくれるそうて、叔父はそのたびに苦しんでいた様です。
ある日、叔父は親戚の家を泊まり歩きました。
母の実家にも来たそうです。
そして、親戚1人1人に、何かしらの言葉を残しました。
母には、
「お前達は、早くに父親を亡くして大変だが、これからも母さんを助けて、元気に頑張るんだぞ。」
その叔父の言葉に母は
母「なんか、気持ち悪いって言うか、恐かったんだよね」
と、言っています。
その数日後、叔父は心臓麻痺でこの世を去りました。
母「きっと、お告げがあって、自分の死ぬ時を知っていたんだね」
母方の祖父母は血族結婚です。
イトコ同士だったそうです。
その為、母の兄弟、姉妹には色々な不備が出たりしています。
子供に不備が出なければ孫に出るらしく、私のイトコに不備が出てる人もいます。
その不備の1つに入れていいんでしょうかね?
母の兄弟、姉妹には、霊感の強い人が多いです。
母の姉は、死ぬ人が分かります。
(前に書いた事もありますよね)
母の妹は、電話が掛かってくる前に予期します。
泊まりに行った時に、
「キウイ、お母さんから電話。出てね。」
と、言われ
私「電話、鳴ってないよ?」
と、言い終わると同時に電話が鳴って、出ると母だった事があります。
ドラマの結末もわかるので、面白くない…と、聞いた事もあります。
ですが、一番その力を継いだのは、母だと思っています。
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無意味な力 ©著者:杜若 キウイ
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