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41章:ペプシマン (1/1)

41章:ペプシマン

実家に帰ってから勤めた、会社の先輩から聞いた話です。

先輩は肝試しが好きで、よく彼女と友達で心霊スポット巡りをしていました。

先「前に○○の滝に行った時にさ…」

先輩は○○の滝で本当に霊を見たそうです。

その滝は自殺の名所としても有名な場所で、当然、心霊スポットなんですが、勘違いしている人が多いそうです。

滝その物より、バス亭に良く出るそうで、先輩もバス亭の少し前に車を停めていました。

車の中で話をしていると

彼「早く車を出して!」

いきなり彼女が叫びました。

先「は?何で?」

先輩と友達は

何だ、こいつ?

と、思ったそうです。

彼「いいから!早く!」

彼女のたたならぬ様子に目線を探ると、ドアミラーを見つめています。

運転席にいた先輩は、バックミラーを覗きました。

先「ヤベッ!」

先輩はあわててアクセルを踏んだそうです。

バックミラーには、バス亭からこちらに走ってくる人影が映っていたそうで、

ソレは全身タイツを着ている様にはっきりとした白い人影だったそうです。

先「こう、片手を前に出して、走って追いかけてきたんだけどさ、」

先輩は片手を前に差し出して

先「まるで、ペプシマンみたいだったんだよね。
シュワーッ!」

と言って、差し出した手を左右に降りました。

先輩、恐がらせたかったんですか?
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無意味な力 ©著者:杜若 キウイ

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