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39章:父の告白 (1/2)

39章:父の告白

父が前々から持っていた土地の建築許可が下りて、私達は新しい家を建て、長い事住んだ、あの借家にお別れしました。

その約一年後、私は両親と離れて遠い別の土地で暮らす事にしました。

父は反対しましたが、

私「3年だけ。お願い3年だけ独りでやってみたい。」

と、言う私の言葉に折れてくれました。


出発の前夜、父と私は久々に二人きりで色々な話をしました。

私「そう言えば、私が小4の頃にね、ご先祖様が夢に出て来て、成仏させてくれって言ってたって言ったの覚えてる?
あの時、とおさん、凄い怒ったよね?(笑)」


その夢は…

河原を歩いていると、石を積んでいる人に出会いました。

なぜ石を積むのか聞くと、

「供養の為だよ」

そう言われたので

私「私も供養しなきゃ」

と、一緒に石を積みました。

気が付くと、その河原で祭壇をくみ、ゴマの火を焚いて祈りを捧げる巫女さんになってました。

巫女の私は、横にいた人物に

私「あなたのご先祖様は、成仏していません。
ご先祖様があなたに成仏させて欲しいと、願っています。」

と、告げるのです。

横にいた人物は…

私でした。

そこで目が覚め、これは、ご先祖様からのメッセージだ!と思い、父に伝えたのですが…

父「子供が余計な事を言うな!」

と、ひどく怒られたのです。

次の日の夜、またあの河原の夢を見ます。

私は、また河原で石を積んでいる人に出会います。

今度は、そこに巫女さんが現れ

巫「ご先祖様が、成仏したいと望んでます。」

と、言うのです。

私「父に言いました。でも聞いてくるれないの。
私は子供だから、何も出来ません。
誰か大人のところに行って、お願いして下さい。」

そう伝えた所までしか覚えてませんが、それからその夢は見なくなりました。
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無意味な力 ©著者:杜若 キウイ

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