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25章:自殺者の泣き声
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25章:自殺者の泣き声
キウイが中3の頃、同じ中学の1年生の女の子が自殺しました。
母子家庭で家計が苦しく、入学後に一気に買わされる教材費が足りなくて馬鹿にされてイジメを受け、挙げ句にはクラスの生徒の前で
「お前の家はそんなに貧乏か!」
と、担任に言われたそうです。
それを題材にした全校集会で、そのクラスの子達がクスクス笑ってたのが不愉快でした。
自殺した女子中学生は、家の近くのマンションの非常階段の一番上から下を見ていました。
それを見た新聞配達員は
「早まるな!止めるんだ!」
と、叫び、階段を駆け上がりました。
それを見て女子中学生はとっさに、飛び降りたそうです。
自宅には遺書があり
貧乏だとイジメられました。
先生にも、皆の前で馬鹿にされました。
お母さんの事は尊敬しています。
などが書いてあったそうです。
その事件から数年後、
私は、久々にその自殺があったマンション近くの銭湯に行こうと母を誘いました。
母「あれ?
キウイ知らないの?
あそこ、潰れたよ?」
知りません!知ってたら誘うわけないでしょ?
私「なんで潰れたの?」
母「あんたが通ってた中学で、自殺あったよね?」
あの中学生は、お風呂が無い家に住んでた為、そこの銭湯に通ってたそうです。
中学生自殺後、中学生が銭湯に来てた時間になると毎日銭湯に姿を表し、
「辛いよ。悲しいよ。悔しいよ。」
と、泣いたそうで…
それを見たり聞いたりしたお客さんが気味悪がって来なくなり、仕方なく閉店したそうです。
気の毒なお風呂屋さん…流行りに合わせ、サウナや電気風呂などの設備も揃えてたのに…。
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無意味な力 ©著者:杜若 キウイ
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