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22章:母の話…その3
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22章:母の話…その3
母の勤めていた会社に警備員のオジサンがいました。
オジサンは
「1人暮らしで、定年退職後、暇なのでアルバイトをさせてくれ」
と、言って会社に入ってきたそうです。
母とオジサンは、何かと顔を会わせる事が多く、よく声を掛け合ったと言います。
ある日、母が神妙な顔で
母「キウイ、昨日の夜、警備員のオジサンがきたんだよね…」
と、言いました。
私「来たって…オジサン、今日、会社には来たの?」
茶の間で雑誌を読んでいた私は、母の顔を見上げながら答えました。
母「それがさぁ…休みだったんだよね…」
昨晩、オジサンは寝ている母の胸の上に乗り、じっと顔を見ていたそうで…
胸の上に乗られて苦しかった母が、とっさに念仏を唱えるとスーツと消えて行ったらしいです。
私「それって、ひょっとして?」
母「うん、元気だったから、まさかとは思うけどね。」
それから3日後、無断欠勤が続くオジサンを心配した会社の人がオジサンの家に様子を見に行くと…
オジサンは、布団の上で冷たくなっていたそうです。
解剖の結果、心臓麻痺でした。
私「やっぱり亡くなってたんだね?
でも、何で母さん所に来たんだろうね?」
母「顔見知りだったし…苦しかったって、知って欲しかったんだろうね」
いくら、苦しかったとは言え、胸の上に乗られるなんて…ジョーダンじゃないですよね?
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無意味な力 ©著者:杜若 キウイ
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