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21章:鬼門の家 (1/3)

21章:鬼門の家

当時、住んでいた家は、私が小3の時に引っ越して来た家でした。

私が高校に上がった時、父は

「一人部屋が欲しいだろう」

と、言って隣の部屋を借り、茶の間と茶の間の間の壁を破ってドアを付けてくれました。

お陰で私は、私専用の茶の間と自分の部屋、挙げ句に、トイレや玄関まで手に入れる事が出来たのです。

お父さん、ありがとう♪

隣の部屋を借りて、改めて思いました。

やっぱり鬼門だ。

トイレ、流し台、玄関の位置…何から何まで鬼門と言われる位置にあるのです。

特に新しく借りた部屋なんて…鬼門の見本みたい。

あれほどに見事な鬼門の家を、後にも先にも見た事がないです。

バンザーイヽ( ̄▽ ̄)ノ


学校から帰って来て、家族の茶の間(元から借りてた方の家の茶の間)のソファーでうたた寝をしていた時に

ドンッ!

いきなり右足を持ち上げられ、そのまま離されたのです。

私「痛っ!」

私は飛び起きて

私「誰さ!痛いじゃん!
気持ち良く寝てたのに!」

文句を言いましたが…

家の中はシシーンと、静まり返っていて、誰も居ません。

唖然としていると、キーンと耳鳴りがして来て…

ヤバ!なんかヘン。

怖い!

背中がザワザワするのです。

私が意味なく怖いと感じて、背中がザワザワする時にロクな事がありません。

どうしよう…逃げる?
でも、何処に?
目的なくウロつくのは、嫌だな…。

そんな事を考えていると、イチゴが帰ってきました。

助かった♪



今日はダルい。
学校サボっちゃお♪

その日、夜更かしして眠かった私は、自分の部屋で寝ていました。

うーん…

気持ち良く寝返りして、上を向いたその時、

洋服タンスの上に乗せていたパズルの箱の上で、何かが、ゆっくりと回っています。

何だ、アレ?

アレ、は、定規の様に細長く、乳白色で半周くらい回って、突然消えたました。

え?消えた?まさか!

どっかに落ちたのかも…

私は立ち上がり、その回りを探しました。

が、何も見つからず。

例えアレがあったとしても、勝手に回ってること事態、おかしくない?

そう思い当たり、あわてて身支度をして学校へと、すっ飛んで行きました。(笑)
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無意味な力 ©著者:杜若 キウイ

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