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5章:恋のキューピット様
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5章:恋のキューピット様
私が4年生くらいになると、心霊ブームがやって来ました。
TVや雑誌で心霊番組や特集が組まれ、私も例外無くハマりましたね。
心霊番組があるとTVに釘付けになり、夜中に怖くてトイレに行けない。
朝になるまで何とか我慢してトイレに駆け込み
「もう、心霊番組なんて見ない。」
と、誓いながらもまた見てしまうんです。(笑)
この頃、心霊ブームらしく、学校で(恋のキューピット様)と言う遊びが流行りました。
こっくりさんと同じく、降霊術の一種です。
休み時間や放課後など、あちこちでキューピット様をやる生徒が…当然、私もその1人でした。
毎日キューピット様をやっている内に、いつも同じ人(?)が降りてくる様になりました。
その内にその人は、質問して無いことまで答える様に…ある日
[お・ま・え・の・む・か・い・の・じ・い・さ・ん・し・ぬ]
キューピット様って鉛筆を使うんですね。
その鉛筆が、その文字の上を通ってから私の前でクルクル回るんです。
余りの言葉に半信半疑の私は
「ふざけてない?
こんなイタズラやめてよね。」
と、一緒に鉛筆を持ってる子に言いました。
「私じゃない!こんな酷い事、言わないよ!」
その子の顔は少し恐怖で歪んでました。
[お・ま・え・の・じ・い・さ・ん・も・し・ぬ]
キューピット様はまた私の前でクルクル回ります。
「やめて!もう嫌だ!止めよう。今日はもう帰る。」
怖くなった私達は、キューピット様を帰してから、あわてて帰宅しました。
それから私達はキューピット様をやめました。
他校でキューピット様に憑かれたとか、ノイローゼになった子が出たとか、教育委員会でも問題になり先生からも注意されたのもありますが…
何より、あの時のキューピット様が指した言葉が怖かったのです。
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無意味な力 ©著者:杜若 キウイ
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