ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

1章:エピローグ (1/1)

1章:エピローグ

木目のとても美しい艶やかな赤茶色のアップライトには埃が積もり、鍵盤はヤニで黄ばんで粘ついていた。
まだ部屋に残る微かな煙草と埃の匂い。感傷的になるというのはこういうことなのか。
無邪気で幼い自分がそこに居る気がした。自分とそれを取り巻く全てのものを信じていたわたしが。
それがひどく悲しくて、古ぼけたピアノの前にただ立ち尽くしていた。

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

記憶の果て ©著者:rainbow

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.