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4章:家出
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4章:家出
ひたすらつよし君ちの近くのコンビニまで走った。
田舎だから大きな通り以外は小さな古い外灯があるくらいで真っ暗で夜は車で通っても不気味で怖い。
興奮してたけど神社やお墓の横の道を通ったときは怖くて心臓が飛び出しそうだった。
30分くらいだったかな…
やっとコンビニについた。
つよし君に会いたくて走ってきたけどお昼にみたあの光景を思いだしてなみさんや愛にどんな顔でなにを話したらいいかわかんないから会いたくなかった…
約束やぶった愛にムカついたとか後輩にシンナーさせるなみさんにひいたとかそんなかっこいい理由であたしはショックをうけたわけじゃない…
万引きしたり、髪染めたり、スカート短くしてルーズはいたり、学校さぼって授業なんてうけなくなっても愛とは全部一緒に二人で怒られて二人で全部踏み出してきた。これからもずっとそうだと13歳になったばっかの子供のあたしは思ってて愛が一人で飛び込んでいっちゃって置いてかれた気がして寂くてやりきれなかった。
愛は、あたしのものじゃないのに…
抑えられない感情。
あたしは愛に依存してた。
自分のことばっかりのあたしは愛がどんな環境で孤独の中でずっと生きてきて限界だったかしらなかった。
今は愛に会いたくない。
つよし君に会いたいよ。
コンビニの前でうずくまって号泣してたらバイクの音で顔をあげた。
つよし君とたけし君だ…
『お前〜心配したやんかやん!!』
俯いたあたしにつよし君が頭をクシャクシャしてきた。
つよし君…
つよし君がいてくれたら生きていける。
この日からあたしの世界はつよし君に染まっていった。
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