ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

8章:8 (6/6)


大きなビルに行列が出来ている。

アヤちゃんは行列に並ばずにスタッフに声をかけた。

「すぐ入れる?」

身長の高い強面のスタッフはアヤちゃんを見てにっこり笑った。

「久しぶりじゃん、アヤ嬢!今日もズル休みか?すぐ入れるようにするよ、アヤ嬢気分屋だから入れないと何処か行っちゃうだろ?後ろの子は友達?」

アヤちゃんは私の肩に手を回して言った。


「ありがとう。この子はエリちゃん。姉妹じゃないよ、うちら双子なの」


ハハハ、と笑いながらスタッフは私たちを中に入れてくれた。

後ろの行列を見ると、何人かの女のコたちが睨みつけてきた。

「気にしないの、ゲストも取れないコネ無し女の吹き溜まりだよ」

「アヤ嬢の毒舌、久しぶりに聞いたわ。エリちゃんだっけ?ココ、本当は身分証提示しないとダメだけど、アヤ嬢と一緒だから今日は特別顔パスね」

ゲスト、顔パス、初めて聞く言葉だけど、私たちは特別なんだと解った。

74 /104

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

GOLD ©著者:dear

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.