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6章:6 (2/9)


無駄に広い更衣室。

3日ぶりに出勤した私は、あの日アヤちゃんと過ごした事を思い出しながら化粧を直していた。

あの日、お風呂から上がるとテーブルの上にはサラダ、スクランブルエッグ、トースト、スープ、オレンジジュース、それから軽いフルーツの盛り合わせが並んでいた。

「このホテルの朝食、和食より洋食の方が美味しいんだよね」

アヤちゃんはトーストをかじりながらそう言った。

アヤちゃんの言う通り、どれも凄く美味しかった。

フルーツだって店で出してるような酸っぱい苺じゃなかった。

「ねえ、今度東京に遊びに来ない?一緒にクラブ巡りしようよ」

アヤちゃんの言うクラブ巡りとは、クラブが密集している六本木でその名の通りいろんなクラブに遊びに行くことだった。

「クラブって踊るんだよね?私、行ったことないし、なんか怖いイメージがある」

アヤちゃんはケラケラ笑った。

「あたし、クラブに行っても踊らないよ。大体VIPに呼ばれて飲むだけ。時給の出ない飲み屋って考えてる。お金持ってる人だったら、タク代たくさんくれるし」

クラブでそんな遊び方もあるんだ、と驚いた。
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