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7章:MIKA (78/79)

その時、携帯が振動する。
画面を覗くと綾からの着信。

「・・・・・・・・・・・・」

Jは着信を取らず携帯を持ったまま、キッチンへ向かった。
コップを取り出し、水を入れるとそのまま携帯もその中へ水没させた。

鞄から昨夜、チエコから貰った粉末状の粉を取り出し、大量の睡眠薬と精神安定剤、その他の色んな薬と共に口に摂取しては缶ビールで体内に流し込む。
相変わらずじゃれて来る子猫と暫し戯れるJ。

「・・・君は生きて・・・ね?・・・」

徐々に視界がボヤけ、震える手で子猫へ優しく語り掛ける様に自分の想いを綴ると、Jはそのまま静かに瞳を閉じた。
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メランコリィな精子 ©著者:害虫

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