麻衣の知り合いのスカウトを通して、あたしたちはclub Luciferというお店に体入することになった。店内に入ると、女の子達の姿が沢山見えた。

あたしたちは店のドレスを借りて着替え、ヘアメイクをしてもらいそれぞれﾍﾙﾌﾟとして卓につかせてもらった。

接客は思いのほか大変で、お酒の作り方や接客時のマナーなどを教えてもらった。






ようやく仕事が終わり、帰りぎわにそれぞれ１万円をもらった。店を出るともう１時近くになっていた。

｢あー疲れたぁっ！麻衣もうへとへとー。｣

｢てかもう終電ないよね〜↓｣

あたしと麻衣はそのままカラオケに行って朝が来るまでずっと今日のことを話していた。