ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

17章:動揺と後悔と (1/3)

17章:動揺と後悔と

ヘルスの仕事は正直、思っていたより辛かった。お客さんの中にはひたすらフェラを強要する人、素股までなのに挿入しようとする人などいろいろいた。
仕事には沢山入ったし稼ぎは前よりも良くなった。光輝のため、そう強く思ってお客さんと接した。
キスするときは目を閉じて、かならず光輝を思い浮かべていた。











今日の仕事は10時上がりだった。いつもはもっと遅くまで働いているので、こんな時間に上がるのは初めてだった。

駅に向かって足早に歩いていると、前方から声が聞こえた。

「おーい!沢咲ー!」

ふと前を見ると杉村くんがこっちに向かって走ってきていた。

「よっ!沢咲!お前ひとりで何してんの?」

「いや…友達と会ってて。杉村くんは?」

ヘルスで働いてたとか言えるわけない。あたしは動揺を隠すのに必死だった。

「そーなんだ。俺は11時半からサークルメンバーでカラオケオール!早くつきすぎちまったよ。お前この後ヒマ?」

「え…まぁヒマだよ」

「じゃ、少しつきあえよ♪」

杉村くんはそういって笑った。
43 /80

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

本当の愛は ©著者:月雫

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.