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22章:バースデー (1/10)

22章:バースデー

ついにやって来た。

今日は光輝のバースデーイベント。

昨日光輝と別れたあと、家に帰りすぐに眠りについた。明日訪れる一日を待ちわびながら。








あたしは昼頃から準備を始めて家を出た。タワーをやる人はオープンからラストまでいるのが約束らしいから早めに店に向かった。

今日、この日を光輝のために絶対最高の形にしたい。そして、おそらく来るであろう渚。彼女には絶対負けない。そんな強い意志があたしの中にあった。


「ぁ、理恵さん!!」


店内に入るとキャストの瀧斗があたしに気付いた。その後、他キャストに挨拶をされてからタワー近くの席に着いた。光輝は裏で支度をしているらしい。


席で携帯をいじっていると突然店内の照明が落ちた。

そしてキャストの伊織が掛け声を言うと同時に光輝が現れた。
濃紺の和服に包まれて歩く光輝はいつもに増して綺麗に見えた。

かっこいい、と素直に思った。
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本当の愛は ©著者:月雫

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