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12章:それは悪夢
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12章:それは悪夢
あたしが伊藤さんに言っていた言葉。それは光輝がいつもあたしに言ってくれていた言葉と同じだった。あの時はどうしてそれに気付けなかったんだろう。
伊藤さんはホテルに着くと性急にあたしをベッドに押し倒した。
「痛ッ……」
「美稀…いや、理恵…」
「!?…なんであたしの名前知ってるの?」
「さっきトイレ行ってるとき、財布見せてもらった」
意味がわからない。勝手に?携帯はロックかけてあるから大丈夫だけどありえない。それにその名前は光輝以外の男になんか呼ばれたくない。
「そんな…っん!」
口を開いた瞬間、伊藤さんはあたしにディープキスをしてきた。嫌で嫌で仕方なかったけど受け入れた。光輝のため。
「理恵…うつぶせになって」
「ぇ…いいけど」
すると伊藤さんはあたしの両手をとって縛り始めた。
「いや…伊藤さん…解いて…」
「まぁまぁ」
そういって伊藤さんは今度はあたしを仰向けにしてブラの下に手を入れてきた。
「っ…」
光輝以外の男にあたしの乳首が舐められてる。
「理恵…かわいい…」
そういうと伊藤さんはついにあたしの茂みに手を伸ばしてきた。
「いや…っあ…」
伊藤さんの手が巧みにあたしのナカをまさぐる。
「シックスナインしよう」
伊藤さんが言った。
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