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29章:受難の日 (1/9)

29章:受難の日

拓海の通学途中、突然肩を叩いたのは、誰あろう神崎だった。

「よっ、久しぶりだな。元気そうじゃないか。」

能天気な顔で話しかける神崎に、その言葉を間に受ける程拓海は馬鹿では無い。

「社長。。。 掛けの件なら
カタついてるはずですよね。」

「おいおい、何構えてんだよ。可愛い元従業員の顔見に来ちゃいけないって法でもあるのか⁉︎」

あくまで屈託無く笑ってみせる神崎だが、そんな呑気な話であるわけが無い。

「何の、用件ですか?」

「まぁまぁ、落ち着けって。お前をどうこうしようなんて思っちゃいないからさ、コーヒーでも付き合えよ。」

無視して立ち去る事も出来たが、少々、いや、かなり相手が悪い。

ここは一先ず話を聞くのが得策だろう。



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さよならは星の数 ©著者:奏

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