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21章:純愛
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21章:純愛
「そういう理由で、俺は全面的に邪魔します。
俺がこんな事言える立場じゃ無いのは分かってますけど、佐々木が、莉菜が不幸になってくのを黙って見てるわけにいきませんから!」
一気にまくし立てる剣人を見ながら、羨ましい気持ちになる自分がいた。
こんなに一途に何かに夢中になれるって若いよな、なんて、大して年が違うわけでも無いのにな。
そんな気持ちはおくびにも出さず。
「言いたい事はもう終わったか?
だったら早く消えろ!
お前、どのツラ下げて俺の前に来てんだよ。
それに俺がどんな営業しようが、俺と客の問題だろ。」
俺の正論に歯噛みする剣人。
「気付いてたでしょうけど、俺は昔からずっと莉菜の事が好きです。
龍雅さんの”仕事”に口出しする権利はありませんけど、莉菜を守るのは俺の勝手ですよね。」
「あぁ、分かった分かった。お坊ちゃんの戯言はちゃんと聞いてやったから、とっとと帰れ!
莉菜を止めたきゃ勝手に止めろよ。
俺が営業しようが、客側が来たくなきゃどうしようも無いんだからな。
莉菜が遊びに来るなら接客する、ただそれだけだ。」
イライラする。
剣人はこんなイライラするヤツだったか⁉︎
「……分かりました。失礼します。」
立ち去る剣人を横目に、タバコに火を点けていたら
「龍雅さん
莉菜、客なんですかね……」
そう言い残してドアを閉めやがった。
点けたばかりのタバコを、俺はクシャクシャに揉み潰した。
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