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14章:龍雅
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14章:龍雅
「今日は助かったよ。疲れたでしょ。
これ、また何かあったら連絡して。」
自宅の前に着くと、連絡先の入った名刺を渡された。
「鈴木が見つかったら、連絡くれますか⁉︎」
それには曖昧に微笑んだまま
「じゃあね」
とだけ言い残し、車をUターンさせた。
鈴木は見つかるのか、今どうしているのか、見つかったらどうなるのか。
心配ではあったけど、きっと何か分かっても、私に連絡はくれないだろう。
情の深いところはあっても、龍雅さんには他人を近寄らせないところがある。
表面上は人懐こくて、いつも周りを笑わせて、懐深く入らせた気にさせるけど、その実、注意深く周りを観察し、決して本音は見せない。
似た部分のある大人達に囲まれて成長した私には、それに気付くのは時間のかかる事では無かった。
それに……
紗江さんに「仕事を紹介した」という言葉だって、自分の管理下で働かせて、売り掛けを回収するという意味だろう。
鈴木の消えた今、支払うのは当然だけど、酷な気もする。
でも、それは龍雅さんが代表としてしなくてはいけない仕事なのだろう。
重くなった体をベッドに投げ出すと、いつの間にか深い眠りに落ちていた。
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さよならは星の数 ©著者:奏
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