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13章:裏切り
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13章:裏切り
その日、結局閉店を待たず、客の送り出しが始まると早々に、龍雅さんと私は、紗江さんの待つ池袋へと向かった。
新宿に呼び出したのでは、当然警戒して出てこないだろう。
剣人の親と連絡を取ったという事にして、紗江さんに待ち合わせ場所を指定させた。
終夜営業のファミレスには、既に紗江さんが来ている事を確認すると、龍雅さんは私に、近くのネットカフェででも時間を潰しているよう言った。
当然一緒に紗江さんと会って話すと思い込んでいた私は、一緒に行くと言ったけれど、龍雅さんは頑として認め無かった。
「莉菜ちゃんはこれ以上関わらない方が良い。
俺が莉菜ちゃんの携帯押さえて紗江に連絡した事にするから、スマホだけ渡してくれる。俺のサブ携渡しておくから、終わったらそこに電話する。」
拒否する私に
「あのね、巻き込んじゃっておいて何だけど、莉菜ちゃんは部外者だ。剣人と個人的な知り合いだからと言って、掛け漏れも無い莉菜ちゃんには何の責任も無い。
ここからは俺の代表としての仕事だから。
下手に紗江と顔合わせたら逆恨みされるだけだ。黙っててくれ。」
言い返せない。全くの正論だ。
鈴木の友達と言うだけで、身内じゃ無いんだから、鈴木の借金の事に首を突っ込んだところで、何か出来るわけじゃ無い。
私自身は「LARGO」にも剣人にも借金も無い以上、確かに無関係で部外者なのだ。
無性に哀しくて悔しくて、でもどうする事も出来ないのも良く分かって
大人しく、最初に目についたネカフェに行き、ただ龍雅さんに渡された携帯を握りしめ待つしか無かった。
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