ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

12章:歌舞伎町、再び (1/6)

12章:歌舞伎町、再び

久しぶりに会った龍雅さんは、挨拶もそこそこに、人目につきにくい席へと私を押し込んだ。

「最初に確認しておく。
莉菜ちゃん、剣人と本当に連絡取れて無いんだな⁉︎ 居場所知ってたり心当たりも無いな⁉︎」

険しい顔で問いただされ、少しムッとした私は
「私が嘘言う理由無いです。
疑うならLINEもメールもチェックしていいですから。」

そう言って龍雅さんの目の前にスマホを放り投げた。

なんと、彼は一応念入りに確認した‼︎

どうして呼びつけられた上に、こんな風に疑われなくてはいけないのか

私と鈴木が何でも無い事は、龍雅さんこそ良く分かってるはず。

憮然とした表情のままの私を見て
「すまなかった。ちょっとこっちも大変な事になってるものだから。」

「ふぅー、参ったな」

深いため息をつき、考え込むように一点を見つめる。

こんな龍雅さんは初めてだ。

何か、本当に
大変な事になってるんだな。

「一体、何がどうなってるんですか⁉︎」

思い切って訊いてみた。



65 /199

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

さよならは星の数 ©著者:奏

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.