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2章:さよならは星の数
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2章:さよならは星の数
「もう…無理だよ。
私、拓海の事支えられるほど強く無いもん。
ごめんね。でも、このままじゃ拓海の事嫌いになっちゃうかも。
好きなままで別れよう。」
悲しげに睫毛を伏せ、呟く私。
そんな私を前に、無口になる拓海。
そう、支えるなんて出来っこ無い。
大好きな大好きな拓海を支える強さの無い私は、悲しくて、辛くて、悔しくて
そしていつしか拓海を嫌いになる事が怖くて、泣く泣く別れを告げたのだ。
決して、仕事をミスって力も金も無くし、利用価値が無くなった挙句、束縛が激しくなる拓海が邪魔になったワケじゃ無い。
なんて可哀想な二人なんだろう(笑)
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さよならは星の数 ©著者:奏
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