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77章:ソロネのお話し (1/5)

77章:ソロネのお話し

吟遊詩人のソロネは、ボクにもう1本の傘を渡した。ボクはありがたくもらって、それをさした。

「この雨は君には何色に見える?」

とボクに話しかけた。

「水色だね。」

と一言ボクは答えた。絵の具で描いたような原色の水色だ。ソロネは、ボクにこう言った。

「そう。この雨は水色だ。でも、この間までは赤い雨が降ってたんだよ」

と無表情のままソロネは言った。赤い雨────。ボクは察した。
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ゾンビダチノムレ ©著者:霞夜穢月

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