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15章:同じ日本人 (1/7)

15章:同じ日本人

ソレックスとセリヌーラが寝静まった頃、この【水辺の町】に、異邦人が現れた。

さっき【ラーヴァ】を殺ったばかりの男だろう。

返り血が、全身かぶっている。
食堂も温泉も、今は閉店している。

この男は、よほどきつかったのか
その場に倒れてしまった。

「お兄ちゃん大丈夫?」

と、この【水辺の町】の半ゾンビが意識朦朧としている男に話しかけた。

半ゾンビは、半ゾンビの両親を呼んで、急いで宿屋にかついだ。

宿屋自体は、24時間開いてるので、宿屋のご主人に説明して、宿屋のご主人は、セリヌーラ達が寝ている部屋の反対側に、この男を寝かせた。
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ゾンビダチノムレ ©著者:霞夜穢月

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