「俺は、半年前に来たんだけど……。たまたま、この世界に入ったのがこの灯台だったんだ。この灯台に、普通の人間が冷やかしに来て、日本人である俺を馬鹿にしていじめてきた。」

とおどろおどろしく、ボクたちに話した。

「俺は、たまたま入っただけだし、差別される理由なんてないだろ！？だから、ついカッとなって……無数の人間たちを、何故かこの灯台に銃があったから、殺した。
俺、日本にいたら未成年だから顔は出ないけど確実に逮捕されるよな……。そう考えると怖くなって、また俺を馬鹿にして差別されるんじゃないかって思い込んでしまって、お前達を撃ってしまった。」