8章:夫婦生活 (6/6)

Jと下らない喧嘩をした時にメデューサが鼻息荒く乗り込んできた事あったなぁ。



喧嘩の続きはメデューサにバトンタッチして、Jは何故か部屋の隅に行ってだんまり。



まさにそれ。



自分の周りの人間がこの話考えているんじゃないかぐらいにまんまだったけども、原作は林真理子先生だったから、世の中には結構こういう奴がいるのかもしれない。



私はそのシーンで手を叩いて爆笑していたけども、Jは黒目がちになっていたからここでようやく自分のした事が恥だと気付いたらしい。



おっと話が逸れた。



で、不倫がバレた栗山千明が泣きながら



「私達3年もエッチしてないんだよ！寂しかったんだよ！」



この台詞でまたしてもどんぐり眼をクリクリさせていたJ。


半開きの口から、小さな声で「ぁ…」と言った様な言わなかった様な。



で、その夜


久々に


Jが覆いかぶさってきた。


しかも前戯あり、


割と丁寧に。


前戯なんて3年ぶりぐらいだろうか。


あ、チューされた。チューは2年半ぶりぐらい？


いやでも、相変わらず下手くそは下手くそだもんで、体格の良いJが乱暴にガンガン動くもんだから、馬や牛かなんかとしている様な痛さ。



「グフ！ギェ！イ！イ！」



※尚、えぇ！馬や牛！？K子さん獣姦した事あるの！？の質問は受け付けないものとする。



行為の後は独身以来の腕枕。



狙った訳ではないけれど、不機嫌な果実が影響を及ぼしたのは確かだな。


案外Jを操るのは簡単なのかも知れない。



ふむ。




夫が億万長者になり、テクがあがり、浮気は皆無、記念日には妻が泣いて喜ぶ感動的なサプライズをする、そんなドラマ始まんないかな。