ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

4章:義兄について (2/3)

誠〜ちゃんはね


J君がだ〜いす〜き


ほ〜んと〜はね


だ〜け〜ど〜


糞女〜に〜愛しのJ〜を奪われてし〜まったよ〜


可哀想ね


誠ちゃん


てな感じでJを溺愛する義兄、誠ちゃん。


それはなんというか、もう兄弟愛の域をこえているというか…。


いや、最初はただのブラコンかと思っていたけれども。


両手で紅茶のカップを持ち、「クフフ」と上目遣いで照れ笑いをしながら


「Jはイケメンだよ!」「Jはすごいよ!」「上司にJの事を話したら、是非うちの会社に欲しいって!」


なんて言ったり


Jがスマホを忘れて行った日、朝からずっと義兄からLINE。


「J、J、元気?」「カイ君元気?」「J、この間話してた事なんだけど!」


J2回が何となく鳥肌。


そして私が元気か否かはどうでも良いのですね。


いつまで経ってもJから返事がないため、夕方頃URLを貼り付けてLINEはストップ。


そのURLの内容がどうしても気になり、自分のスマホに1文字1文字打って開いてみたところ


うさぎのモフィという可愛らしいキャラクターの漫画で、内容は「モフィはお散歩をして、気がついたら秋になっていました。」


みたいな、カップルとか若い女子同士が送る様な内容。


うん、鳥肌。


Jが帰宅後、スマホをいじりながら「あれ?お父さんから連絡きてる。誠ちゃんからJと連絡が取れないと連絡来ましただって。」


ひいぃ


たった1日、いや半日Jと連絡取れないぐらいでお父さんに連絡。仕事中とか自宅に忘れたんだろうとか思わないのか…?


それにあなただって仕事中の筈では?


Jの転職祝いには6万円のコートを買ってあげたり、やはり会う度に大量に服を渡している。


ちなみにカイ君、リリちゃんの出産祝いはなし。


で、極め付けは太もも。


Jの実家で皆でテレビを観ていた時、ふと横にいるJと義兄を見ると

義兄がJの太ももをさすっている…。


口元には薄っすら笑みを浮かべながらさすっておる…。


そんなJはされっぱなしでボーッとテレビを観ている。


メデューサもお義父さんも義弟涼も全く気にせず。


もう鳥肌立ちすぎて鳥になってしまうのではないかと思うぐらい、とにかくゾクゾクゾクゾクゾクゾク。
11 /114

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

K子の夢は夜ひらく ©著者:イーストK子

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.