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39章:俺のやり方 (5/6)

るい来店。
最近よく来てくれるから嬉しい反面、甲斐さんのことが気になって仕方ない。
だが俺の指名客なわけだから、俺は俺。

るい「遊ー!今日は飲みたいんだ…」

いつもと違うるいに、俺は

遊「わかった!今日は飲もう、でもるいの話聞かせてね?」

甲斐さんが現れた。

るい「…甲斐さん、今日は自分のお客様のとこへ行って下さい。あたしは遊と話したいことがたくさんありますから!」

るいの言葉に落ち込み甲斐さん。

遊「とりあえず、飲もう?」

甲斐さんは、仕方なく、自分の指名客に。。
当たり前のことなんだが、甲斐さんは落ち込んでいた。

るい「…あたし、いい子でいるの疲れちゃった(笑)両親に反抗したこともないんだよ?笑っちゃうよね。」

遊「そんなことなんかないよ?誰だって親は大切だし、何よりるいは本当にいい子なんだからね?」

るいは微笑んで普段飲めないビールを飲み干した。

遊「でもさ、疲れちゃうよな、周りに嫌われないように過ごすの…俺もだからさ。だから地元をでてきちゃった。」

るいは俺をみて、

るい「遊も?そいえば遊の話聞いたことないね。」

2人で微笑んだ。
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だれのものにもなれない ©著者:嬢

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