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20章:じいちゃんの為にも (2/4)

じいちゃんは、俺が東京に来てすぐに会社をやめていた。
じいちゃんは癌だった。発見された時にはすでに手遅れで、ばあちゃんにだけ告げていた。
治療も行なわず、ばあちゃんと旅行にいったり、少人数だが、じいちゃんの会社の社員だった人達の再就職先を探したりしていたらしい。

そして最後にばあちゃんと二人で俺に会いにきてくれた。
もうあの時には身体は悲鳴を上げていて、歩いたりするのも奇跡だった。

俺の事が心配で仕方なかったのと、俺に会いたくて病院の先生にも内緒できたみたいだった。

地元に戻る俺。
まだ一ヶ月もたっていないのに、懐かしく感じた。
そして辛かった。
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だれのものにもなれない ©著者:嬢

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