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14章:撮影当日
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零さん達との待ち合わせに着くと、外車が俺の横に止まる。
ビビる俺に、窓があき、
代表「すぐわかるな、遊は」
そういうと、後ろのドアがあき、
甲斐さんが乗っていた。
助手席には零さん。
三人とも私服でもオーラが違った。
ブランド品に身を包んでいた。
俺は、唯一のブランド品はじいちゃんから貰ったロレックスの時計。
じいちゃんは俺が上京するのを1番に喜んでくれて、心配してくれた人だった。
じいちゃんは社長だった。
小さな会社だが、一代でやってきている。親父が後を継がなかったから、自分の代で終わりだといつもいっていた。
そんなじいちゃんが、俺にくれた時計。
じいちゃん「なんかあったら、
売りなさい。」
絶対に売らない!俺は決めていた。
今も腕にある時計。
感謝しかない、じいちゃんには。
服は好きだった。高いものは買えないが工夫していた。
センスはある方だと思う。
零「なー、遊の私服…よくね?」
甲斐「俺も思ったよ。どこのやつ
??」
ブランド名を言っても知らないだろうな。。
庶民すぎるから。
遊「あっりがとうございます。
すげ〜安いっすよ!」
そう言い笑った。
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