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3章:恋する乙女 (34/34)

「そっかあ、じゃあもう少し時間あるな…もう一軒行こうか。」

そう言って席を立ち、どこかに電話をしていた。

私は、天にも上る気持ちで喜んでいた。いやもう、出勤なんてどうでもいい。このままシンジの時間の許す限り一緒に居たい!!

そう強く思った。
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その男、名はシンジ。 ©著者:MoMo

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