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2章:「弾けちまったかも・・・・(ー_ー;)」 (1/84)

2章:「弾けちまったかも・・・・(ー_ー;)」

正一「・・・・・・もしもし
お疲れ様です。
岩田ですが・・・・・
飯田課長ですか?」

正一が会社に電話をかけるとやはり飯田が電話に出た。

飯田ははっきり言って【金の亡者
】だった。
最初に電話に出るのもこいつの癖みたいなものだ。
こいつはこの会社では有能な社員として扱われていた。

それはそうだろう。
何人もの部下の業績を奪い取り、
多くの金に困っていた個人事業主
達をまるでライオンがウサギの群を蹂躙するみたいに食い殺して来やがった奴だ。

こいつのせいで全く同時に八名もの社員が辞めることになった。

そのおかげで正一はせっかく地方で呑気にやっていたのにこの最悪の場所に来させられることになった。

余談だがもし正一がこの会社に
このままずっといたら間違いなく
飯田を殺していただろう。
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泡物語 ©著者:ぶーたん

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