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1章:barとの出会い (3/13)





上がってから
久美さんを引き抜きしようとしてる店の子と話していると迷わずうちの店に入るおじさん




私『おじさん!!』

おじさん『おぅ、競合店にいたのかよ(笑)』



『そんなあ〜仲良くしてくださいよ〜』

おじさん『うちの商品入れてくれないからやだよ〜




ニコニコ


おじさん『じゃ、行きますか!』

『ああ稜子ちゃんがさらわれちゃう〜



おじさん『本当にさらってから言ってくれ親子ほど年が離れてんだからさ



親子ほど…
やっぱり恋愛対象にはならないかあ〜





繁華街に向かって歩くと、客引きみたいなんがおじさんに声をかける。


私は数歩後ろを歩いてるから1人に見えてるのだろう。



おじさん『おいおい!!レディ連れて歩いてるんだから、やめてくれよぉ』


客引き『え?』


おじさんが振り向く。





おじさん『あ( ̄▽ ̄;)佐川ちゃん!!そんな離れて歩いたら、俺勧誘されちゃうからさ。』



私に近づき、私の手を自分の手にかけさせた。

超至近距離
体温が伝わる距離





(///ω///)♪




私がバッチリ!!ヒールある靴を履いてもおじさんはまだ背が高い。


私『ねえ、おじさん。背、いくつ?』

おじさん『183㎝かな。最後に計った時は佐川ちゃんは?』



私『168㎝』


おじさん『あ、それなら平気だな〜あ、ここ。俺の行着け』




barに初めて来た。
まあお酒も飲んだ事ないし。





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重たい扉 ©著者:愛希

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