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5章:e
私がメンヘラな部分をどれだけ見せても私には嫌な顔ひとつしなかった彼
でもきっと蓄積されてたんだろうな、彼のストレスは。
私の学校終わりに遊ぼうと約束していたある日、「今日はバイト長引くから会えない」とメールが入った。
予定がなくなっちゃったけど、仕事なら仕方ない。
寂しなーなんて思いながら珍しく学校に残って勉強して、一人で電車で帰っていると、電車内に見たことのあるシルエットが。
オミ君だ。
あれ?夜までバイトって言ってたよね?
しかも服装はこれでバイトしてたの?って感じのイケイケの服装。
嘘、つかれた
オミ君は男友達と一緒にいて、私に気づいた瞬間「ヤバイ」というような表情を浮かべた。
「ちょっと次で降りようか」
焦っているオミ君に声をかけて無理矢理次の駅で引き摺り下ろした
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人生不完全燃焼 ©著者:ヒカリ
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