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21章:闇 (1/2)

21章:闇

前担当と出会って一年が過ぎようとしていた。毎日毎日、思い出しては悔しくて泣き、寂しくなた残高を見てはマンションの頭金がぁ〜と落ち込み狂いに狂った。

珍しく酔った勢いで輝斗のお店へ向かいベロベロになるまで飲んだ。

「蝶…もう、今日は飲むの止めな…明日辛いよ。」

『どうしてー!飲みたい日もあるのー!』

「何かあったの?」

『何かってあの話しかないよー、ご飯も食べられないし、眠れないから、今日は飲むのー!』

「あー、また始まった◯◯君?」

『…!』

「蝶こっち見て!」

私の頬に両手を当て顔を近づけて来た。

『やだー!』

「なんだよお前、いつもそうじゃん。もう、いい加減◯◯君の写真とか消しなよ!自分で消せないなら俺が消すからな。」

『…だってこの辛さを話せるのはアキしかいないんだよ…。』

「聞き飽きたわ!蝶、引き摺り過ぎ。」

『出会って一年、いなくなって地獄の半年…私の気持ちが分かるかー!』

「そんなの分かんねーよ、もう今日は帰れ。」

私は、ちょっと大人気なかったなと思いながら寂しく帰った。また、寂しくて思い出して泣いた。
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小悪魔ホスト ©著者:蝶

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