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9章:冷める瞬間と本心を知る (1/2)

9章:冷める瞬間と本心を知る

久しぶりに1人ではなくお店のお仲間と3人で輝斗のお店へ行った。

皆んなで輝斗が寮を出て1人暮らしを始めた話になった。私は本人から聞いていなかったが、例の爆弾エースと同棲を始めたと裏で噂になっていた為、薄々知っていた。頻りに母親が掃除にくるとか話す輝斗…業界的に親話はお客に踏み込ませないためのアナログな手法。そんなのは、こちらは百も承知だから尚更詰まらない会話を引っ張るなぁ〜と呆れていた。すると同行した1人の女性が…「蝶ママに掃除してもらいなよー。」と言った。

「でも蝶に頼んだら(お金)高そうだなぁ〜。」

詰まらない会話を片付けたかったので、冗談のつもりで私は…

『いいよ、掃除してあげる。3チュー貯金ね。』

「マジ無理、金で解決するわー!」

はぁ?
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小悪魔ホスト ©著者:蝶

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