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13章:覚悟 (5/5)

でもいいことだけではなかった。

すべての現時点で調べられるところに疑いはなく口内からの感染であれば、ステロイド、抗生剤等で効き目があるはずなのに無い。
結局、原因は全く絞れないまま、ということになる。

流動食をシリンジで与えられ綿棒で消毒しても、それほど嫌がったり痛がったりしないところをみると、口内が原因でない可能性が強く、輸血で少しばかり上がった血球率でリスクの高い麻酔をしてまで処置する意味が見当たらなくなっちゃった、ということである。
穿った言い方をすれば、匙を投げられちゃった、ってことかな。。。


今までオレは金と時間をかけて、ナタを苦しめ、怯えさせただけなのか?
と、茫然自失になりチャリで行ったのを忘れて、徒歩で帰ってきてしまい、玄関前にチャリがないのを見て初めて気がつくありさまだった。
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だっこのれんしゅう ©著者:ギャオス

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