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4章:トラウマ (3/5)

彼は、手首に傷を負っていた。
先生曰く、「コレは刃物による傷だね。人間に虐待されたんだね。」との事だった。

信じられない。
だって彼はまだオレの両手のひらを満たすか満たさないかくらいのチッチャなヤツなんだぜ?
先生の診断でも、「栄養状態が悪いのでなんとも言えないけど、まだ3か月未満でしょう。」だそうだ。
そんな無抵抗の小動物を刃物で傷つけて喜ぶなんて…考えただけでも怒りで血がたぎって、虫唾が走った。

麻酔が効いている彼を連れ帰る道すがらカミサンと二人で
先住猫がいるものの、コイツは捨て置けないね。
というより自力で生きていけないよな、コイツは。
ウチでなんとかしよう!
元気になって病気の検査が終えるまでは隔離して近づけなければいいだけだ。と、決めた。
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だっこのれんしゅう ©著者:ギャオス

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