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3章:出会い (3/4)

ある秋の休日、ソレは 2階にあるオレの部屋の前にうずくまっていた。
オートロックではないものの開放されていないところへ何処から入り込んできたのか、全く訳がわからず信じられなかった。

日用品の買い物に出かけようとしてドアを開けたら、サササ〜と小さな白い塊が動いて廊下の対面の隅に逃げた。
オレの部屋は角部屋なもんだから、すぐに行き場をなくして 顔を壁際に隠れるように丸まった。
逆方向の広い方へ逃げる、という判断すらできないほど困惑してるのが見て取れる。

仔猫?と判別できた後「嫌なモン見ちゃったなぁ…」というのが率直な心境だった。
だって、既にウチにはひとり生き倒れを助けてしまった先住猫もいたのだ。

こんなの見ちゃったら、助けずにいられないわな、とは思いつつ
それでも 最初は見なかった事にしようと思ったのだけれど…

もう増やす訳にもいかないだろう、それに病気は?
猫エイズやその他の重病のネコを抱え込んで伝染ったりは避けないと、とまっ先に頭をよぎった。

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だっこのれんしゅう ©著者:ギャオス

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