ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

4章:恐怖 (1/3)

4章:恐怖

とうとう返済が滞ってしまった。

当時は未だ今の様な新しい法律に守られてはいなかったから 金融会社からの容赦無い返済を迫る電話や自宅訪問の毎日だった。


そうなると 家には居たくない!

子供達が学校へ行った後は直ぐに自分も家を出る。

そして 8時を過ぎれば取り立てに来ない事を知ってたので 当然帰宅はそれ以降にしていた。

お腹を空かせて家で私を待つ子供達

まさか子供には罵声を浴びさせたりはしないだろうと思いながら それでも不安な想いで家に帰る。

ある日 夜9時頃帰宅した時 家の留守電に子供達は すっかり怯えていた。

それがどんな内容だったのかが想像出来た。
自分でも怖くなり 敢えて聞こうとはしなかった。

私の気持ちはどんどん追い込まれていった。
子供達の精神状態も危なくなってしまっていた。

家へも取り立ての訪問があると 息を潜めて居留守を使う日々だったから…。

私はこんなにも子供達を巻き添えにしてしまったんだと 自分を追い詰めていく。


※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

過去を忘れ去りたい ©著者:Tちゃん

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.