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1章:冬に見た夏の夢
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「初めてだろ、舐められるの……」
吐息がひんやりとそこを撫でたと感じた瞬間、ユウは突然の快感に声を上げた。
「ん、あっ!」
「気持ちいい?」
ヒロトの舌はゆっくりとクリトリスの周りをなぞる。
まるでキスをするかのように幼いユウのそこに唇を当て、唾液と尿と粘り気のある体液とが混ざり合う。
ユウは一瞬で熱を取り戻し、快感から逃れるように自らの太ももに爪を立てた。
「だ、め……!それ、きもちよすぎるっ……」
「ん……イッていいからね……」
それはほんの五分ほどのことであったが、ユウは何度も体を震わせて絶頂を感じた。
未知の快感に涙を流し、ようやくヒロトの唇が離れたときには再びそこを温かい水が流れていた。
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くるくる、セックスの音 ©著者:櫻井ハル
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