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2章:b (2/6)

「ちょっと!ほら!アカリ!」

名前を呼ばれ腕を引っ張られ
びっくりして目を覚ました。



「今日は私の二十歳の誕生日のお祝いなんだからボーっとしないでよ!」


声の主を見ると親友のノゾミ。

「本当アカリはいつもボーっとしてるんだからー」

笑いながらこっちを見ている。





状況がつかめない。





「じゃあ、アカリ行きますよ!2人とも20歳を超えた記念に”ホストクラブ”」



知ってる…。

この流れは1年半前のノゾミの誕生日だ。



「楽しみだねー!」
明るいはずのノゾミの髪が昔みたいに黒い。



タクシーに乗ってたはずのあたしはなぜかノゾミと居酒屋にいた。


せかされて居酒屋で会計をして

良く分からないまま引きずられるようにクラブ@に着いた。


ルカの店だ。
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Re:@ ©著者:yzwnc

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