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165章:あの時の真相 (1/1)

165章:あの時の真相

自分の荷物を先輩の家の空き部屋に運んで少し落ち着いた私は、先輩の入れたコーヒーを飲んで、一息ついた。


先輩、あの時聞けなかったこと、聞いてもいいですか?

いいよ。


私は、先輩の転勤先の部屋に泊まった時に見つけた、女物の香水について聞いてみた。


ああ、あれね。転勤先の会社の社員が数人うちに来て、朝まで飲んだ日があってね。その時いた女性社員の一人が忘れて行ったんだ。彼女には狙ってる男性がいて、射止める為にトイレに行くふりして化粧直しと香水をつけ直して、飲みの席に戻った。だけど、香水をポーチに入れ忘れて帰ってしまったんだ。後日、彼女に香水の話をしたんだけど、結局、狙ってた男性にフラれたらしく、戦意喪失してて、そのうち取りに行きますと言ったまま時が経ってしまったという訳なんだ。
僕が辞める時に会社に持っていって返したけど。

そうだったんですね。ありがとうございます。スッキリしました。

ずっと、気にしてたの?

いえ、忘れてました。今ふと思い出したので、折角なので聞いてみようかなって思って。

なるほどね。


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夢見る少女じゃいられない ©著者:ももか

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