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157章:久しぶりのメール (1/1)

157章:久しぶりのメール

起きた時、私は見慣れない部屋に驚いた。


頭痛い。ってか、ここ、どこ?


あ、起きたんだね。ももちゃん、おはよう。

お、おはよう。

ここ、僕の家だよ。ももちゃん、昨日、寝ちゃったみたいで。ももちゃんち知らなかったから、僕の家に連れてきた。まずかったかな?

ううん。ありがとう。慣れないお酒飲みすぎて、迷惑かけてごめんね。

全然、気にしないで。意外な一面が見れて嬉しかった。朝ごはん、トーストと紅茶でいいかな?

うん。ありがとう。

担当が用意してくれた朝食を食べ、頭痛も少し治まり担当と談笑をしていた時、1通のメールが。


ももちゃん、どうしたの?そんなに驚いて。

う、うん。別れた先輩からメールが。

どんなメール?

会って話がしたいって。今更なんの話かな?

会わなくていいんじゃない?

でも、これでもう最後だって書いてあるから。

また海外出張かな?まあ、悔いが残ると思うなら、会ってみたらいいと思うよ。向こうが最後だって言うならさ。

うん。そうだよね。そうする。


私は会うことにした。

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夢見る少女じゃいられない ©著者:ももか

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