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116章:優しさ
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116章:優しさ
泣き顔を見せたくなかった私は、平然を装い先輩とお別れをした。
別れた後、堪えていた涙が溢れ出てきた。
泣きながら、担当に電話した。
もしもし。
もしもし、ももちゃん。泣いてるの?何があったの?
突然電話掛けてごめんなさい。先輩に振られて…。
大丈夫?今、どこ?話聞くよ。
私は担当に今いる場所を伝えた。
担当は30分位で来てくれた。
大丈夫?とりあえず車に乗って。中で話聞くから。
うん。
私は詳しく話した。
そっか。彼氏さん、少し潔癖なのかもね。確かに嘘付いたのはよくないけど、その後、ちゃんと昼職見つけて、頑張ってたのに。嘘じゃなくなったのに。僕はももちゃんの努力凄いと思うし、僕ならそんなももちゃんを、振ったりしない。彼氏さんとは、価値観が合わなかったんだよ、きっと。ももちゃんに合う人、絶対この先見つかるから。今は僕がももちゃんの心の支えになりたい。
ありがとう。心の支えにはもうなってるよ。
それならよかった。泣きたい時は思いっきり泣くといいよ。僕の胸で、どうぞ。
どうぞって(笑)
ありがとう。
私は担当の胸で思いっきり泣いた。担当の服は私の涙で濡れてしまったが、担当は優しい笑顔で私を抱き締めてくれた。
私は担当に胸キュンしてしまった。
仕事だとわかってるのに、偽りの優しさとわかってるのに、今だけは、本物だと信じたい自分がいた。
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