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34章:着信
そのメールの数分後、担当から着信が。
私は思わず出てしまった。
「もしもし。ごめんね。最後にもう一度、ももの声が聴きたくて。
電話、出てくれてありがとう。」
「いいよ。最後だし。」
「もも、泣いてた?俺のせいで本当にごめんね。色々至らなくて。それに気付かなくて、ももに嫌な思い、させてたよね。
最後だし、ももの気持ち、ちゃんと聞かせて。俺の至らなかった点、全部。今後の参考にしたいから。」
私は思いの丈を全部、彼に話した。
聞き終わった彼は、落ち着いた声でこう言った。
「そっか。話してくれてありがとう。何か初めて腹を割って話せた感じだね。不思議な感じ。
全て俺の不徳の致すところだね、本当にごめん。
ももに甘えてた部分があったのかもしれないけど、そんなのは言い訳にならない。わかってる。
やり直したいけど、無理だって言うのも。ももはもう俺のこと、嫌いになった?」
「嫌いじゃないけど、好きって言うのは微妙。一回離れた気持ちは、なかなか戻らないよ。」
「そっか。ありがとう。嫌われてないのなら、よかった。また気が変わったらいつでも連絡して。じゃあ、お元気で。」
「うん。さよなら。」
電話を切った後、色んな感情が入り交じって、よくわからず、また泣いた。
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夢見る少女じゃいられない ©著者:ももか
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