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22章:4回目のデート
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22章:4回目のデート
彼は私に月2〜3回は会いたいと言った。
私はお客。彼の理想の優しくて、痛いこと言わなくて、金払いがいい客。
四時間のデート。飲みの後、カラオケに。
カラオケでちょっとイチャイチャ。
顔はタイプだから、見とれていた。
恥ずかしいからあんまり見ないで。
彼の言葉が突き刺さる。いつも言われてたけど、今日は何か違った感じに聞こえたから。
ブスに見られたくない?
だよね。私はブス。いつも可愛いって言ってくれるけど、本心じゃない。
拗ねたふりをする。
彼は
好きだから、あんまり見つめられると照れちゃうんだよ。
と言った。
ごめんね。もう、あんまり見ないから。
泣きそうになるのを必死で抑えた。
彼は気にする様子もなくカラオケの曲を選択し、歌い始めた。
ああ、何でこんな気持ちのままデートしてるんだろう。彼は私を見ていない。
もう落としたから、気を抜いてる?
今日は、最悪なデートだ。
カラオケ好きなのに歌う気分じゃなくなったので、彼にマイクを渡し、好きなのを歌ってもらうことにした。
彼は自分の趣味の曲を数曲入れて歌った。
そして漸く、私の様子に気付いた。
大丈夫?体調悪いの?
あ、うん。全然大丈夫。ちょっと酔ったのかも。
咄嗟に誤魔化し、その場を凌いだ。
コールが鳴る。
時間が来て帰る時間に。
駅の改札前で彼とお別れ。
改札の中に入って振り返るが彼はもういない。
急に虚しくなった。
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