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6章:いつかは必ず。〜Part3〜
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6章:いつかは必ず。〜Part3〜
中学1年の春
髪の毛ロン毛の金髪
耳には特大のピアスを付け
短い学ランにスカートみたいなズボン
タバコを吸いながらシンナーの入ったカンカンを持ち、単車を学校の門にとめて授業終了の15分前に登校。
こんな感じがほぼ毎日。
そんな時間にいくなら休めばいいのに。
何故学校へいくのか。
それは母が学校だけは、必ず行きなさい!
と言われ続けたからだ。
寝ていてと必ず起こされる。
毎朝よく喧嘩した。
でも必ず弁当をつくってくれていた。
よっぽどの事が無い限り必ずと言っていいほど、弁当があった。
学校へはその弁当を食べに行っていただけ。
でも学校へ行っても先生と生徒さんから毛嫌いされた覚えはあまりない。
担任の先生とは殴り合いの喧嘩をしょっちゅうしては、ボコボコにされた。
力の強い人だったから、全く勝てなかった。
でも物凄く優しい先生で、面倒みの良い人だった。
私はこの先生がいなかったら、おそらく学校へはいってないだろう。
人より少ないが、大事な思い出はこの先生のおかげだ。
しかもこの先生。
なんと自ら志願し
私の担任を3年間担当した。
滅多にないし、確か学年では私ただ、一人。
当時は嫌だったが、今ではすごく感謝している。
そんなこんなで毎日悪さをしながら中学生生活が過ぎていく。
タバコを吸いながら、たむろする。
警察がきて、職務質問。
それに毎回大激怒し、酷い時は逮捕。
すぐに帰してもらえることを知っていたから、なめていた。
僕らの仲間はほとんどが小学校からの仲間だった。
先輩も後輩もそうだったので、仲良くしていた。
だが中学生になると関わる人の地域が広がる。
地元だけでなく、遊ぶ範囲が広がってくにつれてどんどん僕らの名前は広がっていった。
僕らは地元の中でも飛び抜けてヤンチャでやる事がメチャクチャだった。
人を葬る。
それ以外の大抵の犯罪に手をつけていた。
やる事はエスカレートする一方。
遂には先輩後輩の関係がなくなっていき、小学生の頃あんなに仲の良かった先輩達から、「年上だから弱い者イジメではない。」
と言う理由をつけ、正当化しお金を巻き上げた。
そして暴力。
仲間内のリーダーだった僕は怖がられた。でもそれが僕のステータになり、輝かせた。
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