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2章:''家族”
物心ついた時から、母子家庭だった僕。
母 弟 祖父母を含めて5人。
小さな一軒家に住んでいた。
決して裕福とまでは言える暮らしではなかったけど、欲しい物は大概揃えてくれていた。
母子家庭だから。
私の幼い頃の当時はまだ偏見が多少あり
良い事も悪い事も何かにつけて父親がいないだけで周り見方は違った。
でも私達兄弟は何一つとして
寂しい。辛い。とか父親がいてほしい。いて欲しかった。
なんてことは、一度も思ったことがない。
笑顔溢れる家庭だったし、本当に幸せだった。
経済的にも全くと言って良いほど不自由はなかった。
メンタル面もそうだが、経済面という母一人では苦しかった面を支えてくれた、そしてその支えがあったから、メンタル面も支えられた。
それは紛れもなく祖父のお陰だった。
本当に感謝してる。
身内だが私にとって
”人生最大の恩人”
母ももちろん毎日働き、僕らが小さい頃は朝から晩まで働いていた。
休みも多くはなかったと思う。
自分の時間なんてまずなく、僕ら兄弟の為に20代の全てを注いでいた。
恋人なんてもちろんいない。
若い内に僕らを産んだ母は、凄く綺麗で自慢の母親だった。
パートの仕事をおえてからは
夜の世界へと向かう。
そんな背中をみて、僕ら兄弟は大泣きしていた。
母が仕事に行くのが毎日嫌で嫌で仕方なく、弟も2人揃って大泣きし、暴れまわり、必死に止める祖父と祖母を殴る蹴るの。
それがほぼ毎日。
ごめんね。。
あの時、寂しい。って気持ちじゃなかった。
なんで?
って思っていたのを覚えている。
何故か。
母も泣いていたから。
特にママっ子だった僕にはよくわかる。
ママも行きたくないだ。
でも行った。しょうがない。帰ってくるの待つ。
幼いながらも、兄としてなんかそんな感じで自分に言い聞かせていた。
でも母がいなくなっても、僕らは孤独なることはなく、祖父、祖母がいてくれた。
時間があれば、必ず母の姉もよく子守りをしにきてくれていた。
だから、僕たちは託児所や保育園に長い時間預けられたりした事は、一度もない。
必ず誰かが側にいてくれた。
寂しい思いはしたこない。
【父親】
という存在に対して、
羨ましい。とか
父親に会いたい。
パパって呼んでみたい。
とか1度も思った事はない。
気にすらしたことなかった。
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